最近のモヤモヤ・・いい人って何だ?!?!

こんばんは🌙
ようやく春の訪れを感じさせる暖かさも出てきましたね〜☘
 
唐突ですが、ここ最近ぼーっと考えてるのは「いい人」ってなんだろうということです。人間関係にちょっと疲れてるのでしょうか笑
 
よく職場や学校で、「あの子いい人だよね」「あの子優秀だよ」みたいなことを聞きます。
でもけっこうその定義とか感覚って人それぞれだなあと思っていて、あんまり私は信じてません。
結局自分の信じるところを最終的には正義としてみんな生きてるんです。他人の言うことを100%真に受けて「自分はどうだろう、劣ってるんじゃないかな」とか比較を始めたり劣等感を持つ気力が無駄だと思っています。
 
という前提はあった上で、じゃなぜみんな自分の価値観に基づく判断をわざわざ口に出すのでしょう。話している相手に対しても「あの子はいい人、優秀」と刷り込みたいのでしょうか。
 
それは違うんだろうなと。まあシチュエーションにもよりますが、大抵の場合、人を褒めるのはその人のためというより自分のためであることが多い気がします。
 
情報が溢れ返る現代において、色んな成功体験やモテるための秘訣みたいな記事が沢山出てますが、そういう発信・共有の活動も通じて広まってきているのが「ポジティブ発言を繰り返しプラスのオーラを纏うことで人間的魅力が上がってあらゆることが上手くいく」という思想です。
 
これは様々な検証実験だったり実体験も踏まえると嘘ではないんだろうと思います。「笑う門には福来たる」ではないですが、笑顔でいると脳は幸せなんだ、楽しいんだと(その瞬間の本当の気持ちはどうであれ)認識するといいます。笑っているうちに嫌なことを忘れてしまう、楽しくなってくる、そしてどんどん前向きなアイデアや感情が湧いてくる、、素晴らしいサイクルです。
 
なので、人を褒められる人は、悪口やネガティブなことを発する人より自身のこともプラスにしていると言えます。そういう成功体験が広まってきているのもあり、最近は素直に人を褒められる人が増えてきたのかなと。
もちろん心の底から他人をよく思える心のまっさらな人も存在するのでしょうが正直少ないでしょうし(特に自分のことだけで必死な若いうちは)、光と陰の両面どちらも持ち合わせていてこその人間らしさだとも思います。
内心が自分のためであっても、行動に移せれば、それで十分です。
 
 
……ここまで考えてもまだなんかスッキリしないなあと。なぜだなぜだ・・?
 
それは、必ずしも自分が常にポジティブなことを言える人間ではないからです。(あっさり笑)
ポジティブな発言を繰り返してれば自分も魅力的な、いい人になれる。そう頭では分かっていても、いつもそんな前向きな、素直な自分でいられないのが実情です。
 
じゃ、一切他人のことを批判的に思ってはいけないのか。1ミリでも否定的なことを考えようものなら意地悪な人になってしまうのか。ここはけっこう、みんな口に出さないけど(特に優しさを美徳とされがちな女性の皆さんは)悩むことがあるんじゃないかなと思っています。
 
でも私は、そうは思いません。自分もそうだから痛いほどよく分かるけど、自分の価値観に沿って、信条を持って生きていれば、必ずそれにそぐわない人に出会ってしまうことはあります。
そういう時、その人のことを全否定したり変えようと圧力をかけるのは論外だけど、多様性を認めた上で「もっとこうしたらいいのに」「なんとなくそういう考え方は好きじゃないな」と思ってしまうことは決して悪いことではないのかなと。
 
異質なものには違和感を覚えてしまうのは自然なことですし、その違和感を無視して何も考えずに「世の中みんないい人だ〜」と全肯定する方が思考停止で怖いです。
違うものに対して「どうしてそう思うんだろう」という疑問は自分の人生や価値観は勿論、相手にも真剣に向き合ってるからこそ出てくるもので、そうやって他者との交流の中で感動したり価値観が変わることもあれば、やはり受け入れられないこともあります。
 
大事なのは、異質なものに対しても想いを巡らせ、相手の立場になって考える思いやりを持てるかということなのです。その結果、自分の価値観と折り合えるかどうかには正解も不正解もありません。むしろ、折り合えない時の、なんとも言えないモヤモヤやイライラを肌感覚で知っているからこそ、他人のそういう感情も理解し、寄り添うことができます。
 
ただ、他人の考え方がどうしても受け入れられないものだったとしても、自らそれを指摘したりネガティブな発言を周りにする必要はありません。誰にとってもメリットはないですし、何より自分のために良くないからです。
先程言ったことの逆で、マイナスな言動はその人自身を下げることになってしまいます。自己嫌悪に少しでも繋がらないよう、ネガティブな思考は「思っても口にはしない」、もっと言えば「思うこと自体は(気付きとして)素晴らしいこと、でも言った瞬間パーになる」と心した方がいいと思います。それほど批判的視点を持つというのは難しく、扱いによっては自分にも牙をむく諸刃の剣なのです。
 
他人からあえて厳しいアドバイスを求められた時や様々な観点から建設的な議論をする場面においては、ネガティブ・批判的な発言も勿論あり得ます。それ以外で、あえて自分から発することは自分のためにやめましょう。(やめよう🤚)
 
それでも我慢できない!どうしても気が合わなくてイライラする!という時は、深呼吸して、自分の感情を紐解いて何が気に入らないのか、言葉にしてみることをおすすめします。(人に発するのではなく、書くなり独り言としてつぶやくなりしてということです)
冷静になって、感情を落ち着けることができますし、論理的に考えを整理することで自分を客観的に説明でき、正当化できます。
 
正当化というと聞こえがあれですが笑、誰しも自分の信条を持っています。というか、何か世の中に価値を提供したいと考えるなら持つべきです。(軸がないのに一貫したビジョンや熱意は生まれません)
「正当化」という名の、思考のブラッシュアップはそのためのプロセスとして重要なものなのです。積極的にネガティブ発言をする代わりに自分を見つめ直すきっかけとなり、大して何も考えずにただ「いい人だ」で片付けるより何倍も成長できるでしょう。
 
ここまでつらつらと書いてきて最後に矛盾したことを言うかもしれませんが、やはり心の底から素直に感動し、「いい人だね」と認められるのが一番気持ち良いのだろうと思います。だから、そういう人に出会える努力をする(マイナスな感情を抱かざるを得ない人となるべく一緒に過ごさない)ことと、自分の心に余裕を持つこと、これは心掛けていきたいですね◎
まあ、若いうちは組織に属して自分の思い通りにならないことばかり、勉強しなきゃいけないことも沢山あります。余裕が持てない時、上記のような考え方ができないこともあるでしょう。つまり、ネガティブな言動が出ちゃうことも。
 
そんな時も、そうなっちゃう理由を考えつつ、どうにも環境を変えられないうちは自分を責めすぎることなく気楽にいきたいと思います笑
他人を傷付けることはしちゃいけないですが、自分の言動くらいじゃさほど傷付かないであろう強い人には(上司とか・・けっこうこき使われてるしなあ・・)態度が悪くなっちゃうことがあってもしょうがないかなーと最近は割り切っています。笑
 
自分に厳しく、他人に優しくがいわゆる美徳かもしれないけど、このストレス社会、私は「自分に優しく、自分らしく。他人は他人で認め合う努力を忘れない。」これで十分だと思います✨
 
ふうーっ、書いたらもやもやが大分すっきりした気がします。ありがとうございました!
今週も頑張ろう🙆